テンヤタチウオ釣行記(小川丸祐希船長)

大津港小川丸

天候  曇り後晴れ 気温26〜32度 朝のうちはまあまあ気持ち良い具合だったが徐々に温度と湿度が上がり風もほとんど無く後半からは空調服の有り難みを十分味わった次第

道具  竿シマノサーベルマスターXR91H170、リールシマノフォースマスター600DH、道糸PE2号、リーダーフロロ14号1.5メートル、テンヤ50号

潮目  長潮 満潮13:25 干潮5:37  流れの早い時間帯もあったが全般には悪くない潮回り

釣果       良型中心に9匹 うちドラゴン1匹

前回期待通りの釣りができず貧釣果に終わったので今回は予習と情報収集に注力して臨むことにした。夏休み中のお決まりで釣り客も朝の早くから押し掛けるのを予想していつもより早めに駐車場に到着したが、なんともう1番停めやすい岸壁近くの一列はほぼ埋まっているではないか!5時過ぎにのんびり?やってくる車はみんな停めるところがなく別の場所へ移動しているではないか!皆さん、気合が入っている、流石です。

本日の小川丸は4隻全てタチウオ船、昨日の土曜日が台風通過日で常連客が予約を避けて今日にした事もあり本日は常連客勢揃いである。そんな中小生は遠藤君の15号船の右艫の釣り座を確保、隣横の2人組も名前は知らぬがHPの写真でよく見るお顔で早速御挨拶。聞けばテンヤは久しぶりとのことで色々と情報提供したがこれが後々恥をかくことになる始末。

台船前から釣り開始。最初は手巻きでイカ先生直伝の省エネバイブレーション、反応がないので電動微速巻きの時折叩きを入れるパターンでしばらく様子を見るが当たりがない。あれこれ試した結果指示だな1番下から誘い上げてタナの真ん中あたりの潮のヨレ目で叩きを入れて待っていると食い上げ当たりがきた。ここぞとばかり思い切り合わすが、掛からない。何度も何度も同じやり取りを粘り強くやっているとようやく掛けた!まるで地球と綱引きをするような強烈な引き込み。こちらもまるでトローリングでカジキでも釣るようなスタイルで応戦すること数十秒、あと15メートルというところでカクッと嫌な感触。バレた。1匹目をバラすのは一体これで何回目や!この後ケチがついたのか1時間半ほど全く当たりも取れなくなった。

今日はダメな日に当たってしまったなあ、なんてぼんやり釣りをしていると隣のおっちゃんが良型を連続して3匹釣り上げているではないか!参ったな。出船前にいろいろ偉そうにアドバイスして結果がこれでは目も当てられない。急に竿を振る手に力が入るが、魚の活性が悪い日にガチャガチャやるのは逆効果。ますます釣れない、せつない、やってられないと、悪循環にハマって行く。ここで以前の私ならムキになって続けるか、置き竿にしておにぎりタイムだが、私も少しは成長しました♪ さりげなく隣のおっちゃんに「オッ、調子いいですね、どんなパターンで釣れてんの?」と聞いて見る。するとオッチャン、いろいろ教えてくれるがな。テンヤの色目、誘いのパターンなどを聞き出して早速真似っこに徹する。すると魚は正直なもんだ、すぐに3匹ゲットできた。こうなればもうこちらのペース、余裕があると流れも変わってくるもんだ。8匹まで良型主体に釣り上げた頃にちょうど昼前からのダレタイム。結局ここから2時間、終了間際まで全く当たりなし。「後10分でお仕舞い」のアナウンスが流れてフワフワテンヤを動かしていたら今までにない違和感。テンヤをヨコから、下から小突いているが聞き合わせても掛からない。これは大物に違いないと直感しやり取りを粘りに粘って食い込みを待つこと約5分、そしてようやく来ました、ギュンと大きな食い込み。慎重に手巻きで相手の締め込みをかわしながら上がってきたのは指8本の大型ドラゴン。いや〜、良かった良かった。これだからタチウオ釣りはやめられません❗️

本日の反省と教訓

当たりがない時は魚がいないか、いても食い気がないか、誘いが合っていないか、のどれかである。魚がいないところには船は行かないので食い気か、誘いか、その両方かのいずれかである。今回は明らかに誘いが合っていなかった。それを早く見つけて合う誘いを導き出すのが釣りの醍醐味、技術の引き出しの多さということであろう。タチウオは毎回釣れるパターンが違うということはもう何年もやってわかっているはずなのに中々その領域に到達出来ないことが本日の大いなる反省点である。

もう一つ、教えて下さいと周囲の釣り人に言われても調子に乗ってあれこれ偉そうに喋るべからず。相手の方が上手であると考えて接するべし。釣りはやっぱり沢山釣った人が上手い人なのである。これが今日の教訓でありました。