テンビンタチウオ釣行記(小川丸祐希船長)
天候 連日梅雨明けかと思うような猛暑続きだったが本日は日差しもまあまあきついが雲も出ておりなんとかリタイアせずに釣りが出来そうな1日。27〜33℃,風も無し
道具 前回と全く同じシマノライトゲームSSとシマノフォースマスター600DHの組み合わせ
仕掛け これも前回と同じ。最初は早いシャクリで様子を見るため1/0の針でフラッシャーをつけてやったが後半は大物狙いのため2/0の針でゆっくりシャクった。
潮回り 若潮 満潮13:30 干潮 06:39
釣果 26匹で船中2人で竿ガシラ。しかしサイズは今ひとつ、秋刀魚サイズも10匹ほどいて半分は放流した次第
夏タチウオの季節到来! 釣果報告でも天秤の好釣果が増えてきて型の良し悪しはさておき、とにかく釣りが楽しめる雰囲気になってきたので先週のリベンジを兼ねて再挑戦することになった。本日小川丸は人気のアジは一隻のみ、後の3隻は全てタチウオということで釣り人たちもゲンキンなものである。
常連の三浦くんや佐々木社長が乗り込む10号船の社長丸とは違う8号船の右艫を確保、ここは前から相性の好い釣座なのでいやが応でも期待してしまう。
右舷左隣にはベテラン風のオッサンが静かに釣り支度をしている。本日小生が暑さ対策の新兵器として調達したBurtle社の空調服と同じブランドのガラ違いのベストを着てるではないか! コリャいい話のネタがあるので話しかけてみると「先々週はタチウオ厳しかったです」とのこと、どうも小生とおんなじバイオリズムで釣りをしているらしい。「きっと今日はたくさん釣れますよ♪ 情報交換しながら楽しみましょう😊」なんて思わず大きな口を叩いてしまいいきなり不安と後悔からのスタートとなってしまった。
出港してすぐの台船東側から釣り開始。するとさっきまで光っていたリールのディスプレイが真っ暗になっておりリールの電気が来ていない。あちゃー、電源コードがイカれてるな、ということで早々にトラブル発生したが慌てず騒がず、素早く別のコードに取り替えて投入しようとした瞬間に船長から「上げてください」だと。魚影が消えてしまったらしいがこちらとしては出直すには好いタイミングであった。
しばらく走って走水沖、タチウオ船団の中に滑り込み30〜40メートルを探れとの指示。まずは早めの自動巻きと小さく早いシャクリのコンビネーションで様子を見る。早速心地よい前当たり、ブルブルエサを咥えて暴れ回っている。コレは小さいオスが来るなと予想して自動巻きを止め待ち➡️叩き➡️まだ魚がいればゆっくり手で巻き上げながら食い込み待ち➡️大きく引き込んだら強目の合わせ、というパターンであっという間に5〜6匹釣り上げた。だがとにかく型が小さい。中には針掛りしているのかどうかわからないやつも上がってくる始末。コレでは釣れるのは良いが食べるのは無理だなと考え釣り方を変更。まずはそれまでの当たりダナから5メートル下を探り、次に5メートル上を探る。しかし反応はない。ここは上にも下にも大きい奴はいないかもしれないと悟り当たりダナに戻してゆっくり目のシャクリと長めの待ちに変更。すると間も無く今までとは違う強烈な引き。上がってきたのは指3.5本、1mの中型だったがそれまでの相手がサンマばっかりだったので十分に強烈な引きを堪能した次第。
その後途切れないあたりを楽しみながらお決まりのダレタイムに突入。オニギリを食べながら置き竿していると大きな当たり。これもまた中型が上がってきた。ここから色々試行錯誤してダレ時の当たりパターンを探すのが楽しいのである。まず指示ダナの3メートル下から早め、小さめのシャクリで誘い上げ➡️途中で違和感感じたらそこで止めて20〜30回叩きを入れる➡️魚がいることを確信したら長めのやり取りを覚悟して5回叩きとじっと我慢の子を繰り返す➡️叩きの代わりにユラユラも入れて聞き合わせ➡️最後まで大きな食い込みはないので重みが乗っていれば大きく合わせを入れるとしっかり飲み込まれて上がってくるのは3.5〜4Fの中型。このパターンで激渋の時間帯に4〜5匹まあまあサイズを釣り上げたのが結果的には大きかった次第。最後は大津沖で大物を狙ったが当たり無し、納竿となりました。
本日の反省と教訓
魚というのは不思議な奴である。釣れない時は本当に何をやっても釣れないくせに釣れる時はあっさり簡単に釣れるのである。釣れるのは良いことだが、あまりのgapの大きさに、いつも自分の腕前がないからこのgapが出てくるのであろうと思い知らさせるのである。名人と呼ばれる人たちは悪い時に1番釣り上げるのである。釣れる時になんぼ沢山釣り上げても腕がどうのと語るのは御門違いというものであろう。タチウオよ、いつまでオレを弄ぶのかい?
コレでは技を極めて卒業するどころかいつまでも悩み続けて釣行に行き続けるしかないではないか?
やはりコレが世界中で「釣りは人生最高の趣味である」と言われている所以なのであろうか?
悩みは尽きない67歳オジンの夏の一日であった……