天秤タチウオ釣行記(小川丸 貴光船長)

大津港小川丸

天気    終日18〜20度前後だが途中小雨あり風もそこそこ強くて晴れ間はほんのちょっとだけ。
乗客 元浜福丸をリニューアルした最新の10号船に乗客なんと7人だけだったが前日の予約だったためトモが取れず右舷胴の間に着座。
竿  前回のウイリー五目の際に穂先を破損したダイワメタリアを補修に出したら補修代が
30,000円、新型の同タイプを買ったら35,000円だというので新品を仕入れてこの日が筆下ろしとなった。
釣果 メーター越えF5〜6サイズ3匹、脂たっぷりで食味は言うことなしでした。

最近タチウオが激渋、どの船見ても釣果が0〜5匹程度なので本日は坊主覚悟の釣行である。7人の乗客を見て思わず笑ってしまった。皆さん常連のタチウオ名人ばかり、釣れない時に腕を見せつけたくて集まってきたのであろう。みんなアホばっかりや!
釣れなくても知らんで〜!

出港10分足らずで釣り場に到着したが船がウロウロ止まらない。こりゃ反応が薄くてポイントが決められない時の典型的なパターン。本日の釣行が間違いなく渋いことを覚悟した瞬間である。
釣りを開始してから1時間全く当たり無し。見ればミヨシの先端に陣取ったルアーの客がいきなり釣り上げている。その後隣のトモに陣取ったメガネの赤ホッペのおじさん(あとで挨拶して小島さんという名前だった)が釣り上げたのでタナを聞くと下限ギリギリのところでヒットしたとのこと。
その後釣友の左トモに陣取るテンヤの三浦くんが釣り上げて私のところに来て「師匠どうですかあ」「こっちはまだゼロだよ」なんてやり取りしながらだんだん焦りが出てくるが何をやっても当たりすらない。
これは殺気がタチウオに伝わっているのかしらんと思い直し、それまで遠慮がちにゆっくりめにシャクっていたのを夏タチウオ風の早めシャクリにかえた。するとなんと一発で待ちに待った当たり。モゾっとした前当たりからのもたれ、重量感で大物の予感!エイヤーで合わせて巻き始めると強烈な締め込み、これだっ!なんとか強い締め込みをかわして釣り上げたのはF6本、110センチ越えの大物でした。
その後も基本的に地合いは全く無し、必死に探ってシャクって叩いてなんとか追加2本追加してタイムアップとなった。この日の竿ガシラは小島さんが5匹、ルアーの方が4匹、小生含め3匹が3人であった。

本日の教訓

やはり釣れている人の釣り方をじっくり見て研究することが釣果に繋がる早道である。
シャクリ方はやはり一貫してしばらく続けないとその日のパターンを見つけることができない。釣れないとあれこれ違うことを短いサイクルで試してしまうがこれは結局逆効果となってしまう。とにかく釣れない時は小さく、ゆっくり、待ちを長く、ヤル気のないタチウオとの我慢くらべと覚悟して粘りに粘ること。