テンヤタチウオ釣行記 (小川丸 祐希船長)

大津港小川丸

天候   日の出前はヒンヤリする北風5〜6メートル、出港後も風止まず終日カッパを着てちょうど良い曇り空だったが途中時折太陽が顔を出すと湿気が高くなり汗ばむ程度

道具   シマノサーベルマスターエクスチューン攻82MH170, リールはフォースマスター600DH,道糸PE2号

仕掛け  リーダー12号3メートル、テンヤ50号で本日は紫系のゼブラグローに当たりが多くイエロー、ピンク系は不発

潮回り  小潮の最終日 満潮20:09 干潮3:51でブッとぶ様な潮ではないが海は完全に出来上がっており大荒れ、病み上がりで足はフラフラ

釣果   F4にちょっと足りないF3.5ばかり8匹

皆様御無沙汰をしておりまして申し訳ございません。本日は盆休み以来、約50日ぶりの釣行となりました。実は小生、手の平の手術で入院、リハビリをしており主治医から釣り禁止令を食らってこの2ヶ月弱の間、悶々とした日々を過ごしておりました。病名はデュピュイトラン拘縮というのですがそれはさておき神経の集まる手の平の外科手術は回復まで結構おおごとでした。

手術後入院は2週間、未だリハビリ中。

この日はまだ完治とは言えない状態でしたが釣りが出来ない禁断症状で居ても立ってもいられず出撃したのですが、こんな日に限って波浪、強風の最悪のコンディション。なので本日の目標はとにかく釣りをすること、最後まで諦めずに完走することにした次第です。

8号船に乗り込もうとしたら船が風で右に流れて岸壁からかなり離れており定時の6時になっても乗り込めず。6時半になってようやく乗船開始。

この状態で船に乗り込むのは危険です。

出船前に右手にはめたゴム手袋の手首を上乗りの小池くんにテーピングしてもらい防水処理を万全にしていざ出陣。右艫に陣取るオジサンはテンヤが不慣れとのことで潮の色はどう?とかテンヤの色は?とか色々小生に質問をしてくれるので自分なりに回答していたが釣りが始まると静かに黙々と釣りをされている。第一投は祐希船長お馴染みの猿島沖の大物狙いポイントからスタート。指示だな35メーターのポイントは当たり無くすぐに移動、指示だな50メーターの第二ポイントで下から8〜10メートルほどノンストップバイブで強めに誘って止めて、また2〜3メートル誘い上げて止めてを繰り返す。同じ誘いの第二投で40メートルあたりでいきなり強烈な当たり。まずはフッキングをしっかりさせるべく巻かずに竿のしなりでタチウオとの綱引きでやり取りした後に手巻きで2〜3メートル巻いてから電動のスイッチオン。グイグイ引き込む力強さは間違いなく大物の予感。チョー気持ちいい❗️残り5メートルで電動巻きをオフにして手巻きでゆっくり巻き上げながらリーダーが見えたところで竿を置きリーダーをしっかり両手で掴んでタチウオの顔が見えたら一気に抜き上げる……完璧な取り込みのはずだったのに最後の水面1メートルでガクッと針外れ。バレた!  なんでやー。バラした魚はほんまに大きかったやんか。結局この日はこれ以上の大物には出会うことできず、いかにも「逃がした魚は大きい」の実演ショーでありました。

ケチがついたのかその後は当たりが遠くなってしまった。たまに当たるのでそれが本日のパターンかなと思って誘い方を再現すると全く反応無し。ノンバイブにも、ゆっくり誘いにも当たるし、ただ巻き、放置プレイでも釣れるのだがどれも再現性がなく全くパターンが掴めないまま納竿となってしまった次第。本日満船でツヌケできないのは小生だけかなと思って小池くんに聞くとテンビンの方はそれなりに数を上げている様だがテンヤのトップは10匹とのことでやはり中々難しい一日だったとのこと、本日は大物もあまり上がらず渋い再デビュー戦と相成りました。右艫のオジサンは釣り上げた様な気配がなかったけどどうだったのかなあ?

まあこんな日もありますよねー。とにかく小生としては無事に釣りをすることができて海の神様と小川丸に感謝です。

本日も小川丸はたくさんの釣り客で大賑わいでした。

本日の反省と教訓

本日の反省はあらためて体力の低下を痛感したことである。長期間離脱して体を動かしていなかったので仕方がないです、と言いたいところだが、揺れる船に足はフラフラ。叩きを入れる右腕が10時過ぎにはすでに引き攣り始めて言うこときかず。船内移動もスイスイ行かずになんともヨロヨロと重たい体を引きずる様な情け無さで、鈍った身体をもう一度鍛え直さねばならないと肝に銘じた次第。

そして本日の教訓はやはり「釣れない時の引き出しの多さをたくさん持つべし」であろう。数多くの誘いのパターンがあったはずなのに長期間のブランクのせいでなぜか記憶が飛んでいるのである。体が覚えているだろうとタカを括っていたがやはりタチウオ釣りは甘くなかったのである。まあこれだからタチウオは面白いのだと自分に無理やり言い聞かせて次回の釣行でのリベンジを誓うのでした。