テンヤタチウオ釣行記 (小川丸祐希船長)
天候 曇り後晴れ、気温26〜34度、途中で給水休憩を何度も取りながらの釣行であった。
道具 竿サーベルマスターXR91H170、リールはオシアコンクエスト200MG、道糸PE2号、リーダーフロロ12号3メートル、テンヤ50〜40号
潮回り 若潮 満潮 16:04 干潮 6:54
釣果 中小型混じりで10匹。うちメーター越えが5匹
真夏のタチウオ釣りは体力勝負という側面が強くなってくるもの。ということで夏の釣行の前日は深酒しない、夜更かししないを励行している。本日も体調は万全、意気込んで早起きし、3時半には現地到着。すでに10台以上の車が停まっている。朝早くから大津港の大駐車場は満車状態、5時過ぎにやってくる車は止めるところがなくやむなく駐車場探しという羽目になる。

(明るくなる前に車は一杯でした)
朝一番、今朝の気温は26〜27度とそれ程厳しい暑さではなくホイホイと釣り支度が進む。隣の釣座に来られた紳士(まさにその雰囲気)は物静かに準備をされている。「今日はテンヤですか」と声を掛けてみると、ニコッと笑って「はい、でも天秤もやると思います。両方できますよね」「大丈夫です、私も良く大谷君でやらせてもらってます」なんて具合でしばし情報交換して楽しい時間が過ぎてゆき早々に出船の時間となった。

(お隣さんと楽しいおしゃべりが出来ました)
出港してほどなく台船西のポイントに到着。指示だな55メートル。ワクワク緊張の第一投。まずは新しく仕入れたダイワのSSリズムのグリーンから開始した。一番下まで落として早めのジャークで10メートル巻き上げピタッと止める。当たりがなければさらに5メートル上げて止める。これを繰り返すが当たりが来ない。やはり前評判通り反応は沢山あるがタチウオの機嫌はあまりよろしくないようである。ここは我慢くらべ、リズムを変えず、違和感を与えないように黙々と一定のペースで竿を振り続けるといきなりガツンと引ったくるような当たり。何メートルや?47メートルで当たったな。本日は今シーズン初めての手巻きリールでの挑戦ということで、ハンドルで強烈な締め込みを止めてフックを確実なものにしてドラグを調整しながらぐるぐるとリールを必死に巻き上げる。上がって来たのはF3サイズ、メーターには届かない中型であった。
お隣さんが「船中第1匹目ですよ」と声を掛けてくれた。そうなんだ、まだ少なくとも右舷の方では全然魚は上がっていないのか。コリャ幸先OKだな、なんてノンキに構えていたが、実は終わってみれば全然大したことのない釣果で撃沈したのである。
その後気温と湿度がどんどん上がって汗まみれの釣りとなって来た。水をガブガブ飲むのでさらに汗が出る💦当たりは渋めで、今日は誘い上げからの止めたタイミングでの跳ね上げ当たりがほとんど来ない。大きなシャクリ、早めの巻き上げでリズムのグリーンテンヤに当たりが集中して5匹まで数を伸ばして来たが、それから当たりがパタッとなくなる。腕を振り続けできたのでこちらも一休み、キーパーに竿を置いておにぎりをぱくついていると上乗りの紳太郎がやって来て「休んでて下さい。選手交代しましょう」と声を掛けてくれた。これはテンヤの神様の神技を目の前で見れる千載一遇のチャンス、「おお、どうぞどうぞ」ということで彼の釣り方をしばし盗み見ることのできる至福の時間となった次第。振り始めて間も無く、あっという間に釣り上げる。獲物は小さいが実に鮮やかなものである。彼の釣り方は一言で言えばリールを持つ左手の中指でドラグを少しずつ巻き上げながら右手で細かくシェイクする釣り方である。指の動きが鈍いのか、その後自分でやってみたがこれが中々難しい。慣れが必要だなと思いながら結局この日は今までの慣れた釣り方に戻したまま終了した次第。
この日は結局天秤に軍配が上がった模様であったが、型はテンヤよりも小さいのがかなり混じったので痛み分けかな。それでも自分としては最低目標のツヌケをなんとかクリアできて一安心して帰港の途についたのであった。
祐希船長、タチウオに噛まれた指は大丈夫かな?気をつけてくださいよ。

(イワシを狙うカモメを眺めながらの帰港です)
本日の反省と教訓
今日の反省は釣れるパターンが最後までつかめなかったことである。釣りをしていればアルアルの出来事だが本日は本当に当たりを出すのが難しくて数少ない引き出しを全開にしてもどうしたら良いのかわからないまま時間が過ぎてしまった次第。途中で紳太郎が来てくれて「水面に泡が立たないくらい静かなシャクリが良いですよ」と教えてくれたが結局その技が自分のものにならずに結果が出なかった。テンビンがよく当たっていたのでやはりテンヤを硬い竿でビンビン動かさずに73調子の柔らかめの竿でユラユラさせる釣り方を覚えなければならない。
本日の教訓は毎度お馴染み、「釣れなくなったら棚を変えるか、誘いを変えるか、とにかく今までの釣り方とは違うパターンをやりなさい」である。そもそも違うパターンが手持ちの引き出しにないのは問題外なのでもっと勉強をしなさいということである。ほんと、釣りは難しいけど、面白くてやめられまへん‼️