ビシアジ釣行記 (小川丸勝司船長)

(アジ船一筋の青柳勝司船長です)
天候 朝のうちは曇空で湿度も高くなく安心していたが後半戦くらいからピーカン照り、無風状態となり空調ベストで命が繋がった感じ。
道具 竿はヤギタの横須賀SP73MH180, リールはフォースマスター2000, 道糸PE3号、ビシ130号,テンビンはアジ専用の弓形で開始したがどうも馴染みが悪く仕掛けが絡みがちなので途中からサニーのハイブリッド天秤に交換した。
仕掛け 市販のハリス2号ムツバリ10号2〜3本ばり、全長2メートル、エサはアオイソメ
潮回り 中潮 満潮06:05 干潮12:44
釣果 20〜25センチの中型主体に25匹,尺越えは2匹のみ
前週のタチウオが結構好調で良型揃いだったので我が家の冷凍庫は満タン、アジが食べたいというヨメさんの希望もこれあり、本日は年に数回のビシアジ釣りとなった次第。前回のビシアジ釣りで73H230の中深場用の竿で乗り込み中乗りのタッキーに「竿が長いよ」と言われてしまい、思い切って買い込んだ横須賀SPだがその後中々出番がなく遠征五目などで活躍していた竿が本日いよいよ本チャンデビューである。朝イチ船宿でアジ船の中乗りタッキーにアジの釣り方を教えてもらおうと声を掛けてみた。彼曰く50センチ刻みの小さなシャクリで薄いコマセの煙幕の帯を作り仕掛けをその中に通していくとのこと。これはイサキの釣り方みたいだな。一緒に話を聞いていた釣りキチ深瀬くんによると、もたれ当たりも結構多いので重みが乗ったら即合わせして大丈夫という。なるほど、これは冬場の天秤タチウオ釣りみたいだな。どうも今ひとつ勘所が働かずピンと来ないままの出船となった。

(タッキーです)
最初のポイントは猿島沖で台船西にも程近いところ。第一投ですぐに当たりが来ると期待したが、うーん、あたりがない。底から3メートルのところでユラユラと軽めに揺らして薄い煙幕に突っ込んでくる豚アジを狙ったが豆アジすら掛からない。コリャ今日は手強い一日となるなと悟り竿を振る手に力が入る。
猿島沖ではあまり魚は釣れずに第二海保沖へ移動。水深25〜30メートルの浅場だ。ここでも数回投入するも今ひとつ魚の活性は低い模様で、数回流して早々に猿島沖に逆戻り。
ようやく船が落ち着いてアジも上がり出した。型は25センチくらいで悪くはないが当たりの頻度は高くない。それでも下から3メートルのタナでユラユラシャクって止めているとグイグイと心地よい当たりが続く。よし、このパターンだな。このまま続けて数を稼いでいこう。なんて思った途端に道糸がおかしな動きをしている。コリャお祭りだ。なんでやねん。せっかく調子に乗りかけた時に限っていつもお祭りなんやー。しかし腹を立てても仕方ないので冷静に絡みを解いて即座に再投入。幸い魚はまだ同じパターンで釣れるようだ。良かった良かった。
その後アジを求めて航路のポイントにも入ったがペースは変わらず最終的になんとか25匹は確保。最後にタッキーが数を確認しに来て25匹と言ったら「何やってるんだよ!もっとしっかり釣ってよ。」と怒られてしまいました。小川丸常連の端くれと致しましては確かに情けない釣果なので「すみません、修行します」とは返したものの、アジ釣りの奥深さの一端を見せつけられて、果たしてどうやってリベンジが叶うのか、途方に暮れて帰港する船に揺られた私でありました。

(食味抜群のブランドアジです)
本日の反省と教訓
アジ釣りは難しいのである。相手はサビキで釣れる雑魚とは違う、走水のブランドアジなのだ。釣れないのは自分の技術が未熟だからなのだが、その前にまず相手に対する敬意を持って釣りに臨まなければならなかったのである。心構えがしっかりできていない釣り師に海の神様は手厳しい。しっかり精神を整えて、魚に対する敬意の念を持ってもう一回やって来なさいと言われた気分である。名人への道はまだまだ遥か遠くにあるのであった😅