テンビンタチウオ釣行記 (小川丸 祐希船長)
天候 曇り時々晴れ 気温15〜23度で朝は6メートルの北風で寒いくらいであったが後半は風も止み気温も上がって絶好の釣り日和となった
道具 竿シマノサーベルマスターエクスチューン攻82MH170、リールシマノフォースマスター600DH、道糸PE2号、サニーのハイブリッド天秤に錘60号、テンヤは50号を後半2時間だけ使用
仕掛け 天秤はハリスフロロ6号2メートルにチモトだけ12号30〜40センチのテーパー仕掛けでパイプなし、天秤との連結部分に赤の点滅ライトを使用。天秤に当たりがなくなった後半にテンヤに切り替えたがリーダーフロロ10号2メートル、テンヤは50号だがシルエットか小さくなるシマノのサーベルマスターバレット(弾丸タイプ)テンヤの紫ゼブラを使用
潮回り 中潮3日目 満潮7:27 干潮14:45 朝は強風のせいでうねりが強く潮も早くて釣りにくかった
釣果 F2〜F3ばかり8匹、全てオス
待ちに待ったタチウオシーズン到来、昨晩はあれこれドラゴンタチウオを掛けた瞬間を妄想して中々寝付けないという久しぶりの体験をしたため若干寝不足気味での釣行となった。小川丸ですでにタチウオ船が再開されてから1週間経過しているが釣果は日替わり、型はチョボチョボ、爆釣モードとは程遠いので目標はまずは小さくてもいいので1匹、そして5匹釣れたら儲け物、最初は天秤でまず獲物を4〜5匹確保してからテンヤで遊ばせてもらおうという調子の良い魂胆で出船した。左のトモには釣友の三浦プロが友人と連れ立っていつも通りテンヤの支度をしている。彼もやはりシーズン初ということで「今日はとにかく1匹釣って安心したい」といつになくしおらしいこと言っていたのが妙に可笑しかった。
出船後しばらく走って最初のポイントである猿島沖に到着。このシーズン初めの釣り方は早くて小さなシャクリと調査してきたのでまずは自動巻き(シマノリールで2〜4のスピード)しながらピシッ、ピシッと30センチくらい早めにシャクるイメージで様子を見る。当たり無し。
早めに場所を移動して第二海保沖へ。中々当たりがないし船中にもそれらしき気配が伝わってこない。これは厳しい1日になるなと覚悟して自動巻きから手巻きに変えてひとシャクリにリール1/3巻くらいで一定のリズムをキープして指示だなをシャクッていると、指示だな下限から5メーターあたりでいきなりガツンときました。引ったくるような当たり方、これは若いオスの典型的な当たりである。即合わせして針がかりを確認して一気に巻き上げる。結構引くな、チョー楽しい❗️一瞬サイズを期待してしまったがやはり指2本半のサンマサイズ。それから同じ誘いで6本まで数を伸ばしたところで当たりもなくなり、いつものおにぎりタイム。置き竿に大物が掛かるのを期待したが当たりはなし、上げてみればエサが喰われている。なるほど今日の相手は手強いな。
その後頑張ってもう1匹釣り上げたところで残り2時間弱、型狙いでテンヤに切り替えた。私の隣の釣り師はやはりタチウオシーズン到来を心待ちにしてこられたベテランだがここまでテンヤで少し良型を1匹釣ったのみと苦戦中。事前の情報ではとにかくテンヤはエサを小さく付けて細かく小さく動かす釣り方が良いとのことなのでその通りエサのシルエットを小さくしてガンガン動かさずに「小さく叩く」イメージで少しずつ巻き上げていく。するといきなり無重力状態、フワッとテンヤの重みが無くなった。食い上げだ!すぐに竿先を90度近く上げて一気に3〜4メートル巻き上げる。一瞬巻きを止めて聞き合わせると魚の重みが無い。アリャ、バレたか?ドキッとした次の瞬間、来ました、強烈な締め込み❗️ヤッパリいやがった。タチウオらしい引きを十分楽しませてくれた獲物はこの日1番のサイズながらそれでもF3止まり。これが最後の釣果となりその後はまともな当たりもなくなり手仕舞いとなった次第。
本日の反省と教訓
今日はとにかく渋〜い釣果だったがそれでも20人中の竿ガシラだったのでとりあえず反省は無しということにしてください。教訓が二つあり。まず驚いたのはテンヤの神様・紳太郎が途中までボウズとの報告が入り、なるほど今日は紳太郎でも厳しいんだなと納得し、気合を入れ直したのだが、なんと帰港途中で紳太郎本人から「今日は人生初のボウズであった」との話を聞いて愕然とした次第。あの神技のようにバシバシ釣りまくる名人でもこんなことがあるのか?やはり釣りは恐ろしい、なめたらアカンと改めて認識させられた1日であった。
もう一つは教訓というより船宿で聞いた良い話。朝イチ船宿で登録した後、恒例の中乗りタッキーとの情報収集タイムでの話。前回アジ船に同乗した時に2.3メートルの中深場竿をビシアジ用に使っていたらタッキーから竿が長いよと言われて、結局短い竿を買った旨の報告をしたら、タッキーが「それはいいね、180センチくらいが取回ししやすいはず」との期待通りの反応で思わずニヤリ。タッキー曰く、アジ船一筋のベテラン勝司船長の話では自分の身長くらいの竿が結局一番使いやすいと言っていたよとのこと。これは自分にとっては今まで分かっているようで実は分かっていなかった貴重な情報でありました。タッキー、ナイスな情報ありがとうございました。