テンビンタチウオ釣行記(小川丸祐希船長)
天候 曇り時々晴れで北風あり気温5〜10度だが体感的にはもう少し寒かった。波やや高し
道具 前回同様メタリアテンヤスペシャル73MH195とフォースマスター600道糸PE 2号の組み合わせ
仕掛 これも前回同様、ハイブリッドテンビンにして当たりを取りやすくした
潮回 大潮最終日 満潮5:46 干潮11:03で潮は大きく糸がぶっ飛んで行った
釣果 F5サイズ1匹含め全部で8匹。内1匹はサンマサイズで骨せんべい用
前日29日の土曜日はそれまでの夏の様な暑さから急降下、真冬並みの寒さがぶり返す上に大雨・強風予報と聞いて1日ずらして本日の予約に変更したがこれはバッチリ予想通り、天候は全く問題なしで少し風が冷たく感じたものの問題はなし。聞けば昨日出航した船はどれも悪天候の上に貧釣果で散々だったそうで早仕舞い船続出だったとか。いゃ〜、釣りをするときはやはり天気予報と相談してから決めるべしという当たり前の教えを改めて認識した次第。
ということで今日はいつもの常連さん達が激渋タチウオハンティングにやって来ている。大きなタカシ丸の指定席は魚神の横さんと三浦くんが鎮座しているので小生は8号船の右艫を確保していざ出港!
観音崎沖で船が止まったのでまずは第一投。指示だなは45〜41メートル。うん、結構浅いな、それでは道糸を50メーターまで落としてすぐに3メーター巻いてから7秒ルールの小さなシャクリを開始。すると2〜3回シャクったところで巻き上げのアナウンス。もう移動するんかい!それからウロウロすること半時間以上、どうも群れが固まっていないらしい。結局走水沖の航路の船団の中に入ったところでようやく落ち着いて釣り開始。
いろいろ粘り強く誘うが当たりがない。無いというか、エサがいつのまにか食われている。あちゃー、今日のタチウオくんは中々の難敵だなぁなんて最初は余裕かましていたが、そのうちヤバイが本当になって来たころ、ようやく1匹目をゲット。パターンはまずエサをいつのまにか半分だけかじられるので針を2/0から1/0に変更。指示だな「59メーターから上」なので61メーターまで落としてすぐに小さくシャクリながら2メーター巻き上げて誘いを入れ、あとはタナ下限の59メーター定点で「7秒かわし」釣法をひたすら繰り返すというもの。ようやく捉えた最初の小さな当たりを逃さず、かといって突然大合わせせずに同じシャクリを続けてなんとかF4サイズの1匹目をゲットした。その後も結局色々な釣り方を試すことになったが当りだなはやはり59〜58メーター近辺で決め打ちし、6匹まで伸ばすのにそれ程大きなインターバルは不要で良いペースで前半を過ごすことができた。
しかしである。それからがいけない。全く釣れない、当たりも取れない。コリャ参ったな。エサのコノシロの補充にミヨシに行ったついでに左ミヨシに陣取るテンヤの神様中乗りの紳太郎に「どうや、釣れとるか?」と聞くと「今日はシブいっすねえ、今9本です」とのこと、神様も苦戦しておる様だな。こんなときはお決まり、置き竿でおにぎりタイム。
置き竿にも全く当たりがない。ダメだな、コリャ。結局本日の釣果は8匹だったが、7匹目はかわし釣法を繰り返して疲れた時に一瞬ユラユラ釣法に切り替えた瞬間に釣れたもの、8匹目は大潮で道糸がどんどん船から離れていく様な状態で糸を下向きに馴染ませようと大きく上下させていた時に釣れたもの。結局釣り師の腕とか技とか全然関係ないやんかー。全く納得感、満足感は無し。でもこれも釣りである。隣の釣座のお爺さんは朝方の会話では「わしゃタチウオの蒲焼が大好物なんで少し釣れたら大満足」と言っていたが「針を小さくする様に」教えてあげた後に結局なけなしの1匹を釣り上げてよかったよかった。もう一隻の常連組はテンビン師匠のヨコさんが8、テンヤ師匠の三浦くんが10、ギョロメ田舎っぺの森くんが5匹と皆苦戦したことを知り思わず笑ってしまったのでした。
本日の反省と教訓
釣りというのは不思議なもので釣れない時は自分の未熟さを思い知るが、かと言って全く懲りることなく「次回は必ずもっと釣ってやる」と思えるのである。全く根拠がないのだがこれが脈々と何年も続くから「釣りは世界最高の趣味」と言われる由縁であろう。
今日の反省点はやはり取り込み中のバラシ2回、および小さな誘いがまだ不十分であろうと思いながら小さくできない未熟さであろうか。釣れなくてイライラするとどうしても竿を大きく動かしてしまうのである。まだまだ修業が足りない足りない。また出直しである。